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不妊治療Q&A ー 排卵誘発について ー

体外受精―卵巣刺激をして卵をいっぱいとると、卵の残りが早くなくなるの?

NPO法人umi ~卵子の老化を考える会~
培養士の「みの」さんのブログ記事より引用
http://ameblo.jp/ransinorouka/entry-11820955230.html

 

体外受精をする時には大きく分けて、注射で刺激してたくさんの卵を採卵する方法(刺激周期)と自然な月経にあわせて1つだけ卵を採卵する方法(自然周期)とがあります。

刺激周期では、刺激をする方法によっては多い人で10個とか20個とか、一度の採卵で卵がとれちゃいます。

「そんなにいっぺんにとっちゃうと卵巣の中の卵が早くなくなっちゃうんじゃ!?」
と心配になってしまいますよね。

でも実は、体外受精で刺激をしてたくさん卵をとっても、実際に卵巣の中から減っていく卵の数は普段の月経周期の時と変わりません。
今回はその仕組みを簡単に説明しますね♪

普通の月経周期では、排卵される卵は1ヶ月に1個ですよね。

とういことは、

初めて月経が来てから例えば35年間毎月排卵していたとしても
1個/1ヶ月×12ヶ月×35年=420個しか排卵されない計算になります。

でも実際は卵巣の中でもっと多くの卵子たちが、1ヶ月のうちに育っては消えているのです。

20代では1000個/月
30代前半では500個/月
30代後半では100個/月
40代では10個/月

が消費され、そのうちうまく最後まで育つことが出来た1個が排卵する仕組みです。

月経が来てしばらくすると脳からFSH(卵胞ホルモン)と呼ばれるホルモンが分泌されてきて、それに併せて20個ほどの卵子が大きく成長してきます。
(それ以外の多くの卵子は月経周期中のホルモンに影響を受ける前に育って消えていってしまいます。)

でも卵子が育つ為に必要なFSHは、しばらくすると他のホルモンの影響を受けて分泌される量が減ってきてしまいます。

そうすると、減ってしまったFSHの量では生きて行けなくなった卵子たちは消えていってしまいます。
この時に運良く、少なくなったFSHの量でも何とか生きていける大きさまで成長できていた卵子だけが排卵までたどり着けるのです!

そこで、体外受精では体内では減ってしまうFSHの量を注射で補ってあげることで、本来なら消えて無くなってしまう卵子を助けてあげ、排卵できる大きさまで育ててあげるのです。

そうすることで、一回の採卵で多くの卵子をとることができるのです♪
つまり元々無くなってしまうはずだった卵子たちをレスキューしてあげて有効活用しよう!

という方法なので
刺激方法をしたから早く卵巣内の卵子が無くなってしまう!ということはないのです。

あれ、でも普段の月経の時にはいっぱいの卵子の中から良い卵子が選ばれて排卵されてるんじゃないの!?
ということは、ほんらい消えるはずだった良くない卵子をいっぱいとってるだけじゃないの!?

という疑問が沸いてきますが、排卵される卵子はランダムに選ばれていると考えられています。

「たまたま」FSHが減ってしまう時期に大きくなっていた卵子が、生き残れて排卵しただけなんです。

その証拠に、たくさんの卵子を採卵して、育った受精卵たちをいくつか凍結保存をしておいて
その受精卵を移植することで1人目、2人目、3人目と赤ちゃんを授かる方もいらっしゃいます。

つまり一度の採卵でとれたたくさんの卵子の中に、何個かの「妊娠に結びつく質の良い卵子」が含まれていたということですね♪

★まとめ★

  • 刺激周期でたくさんの卵子を採卵しても、卵巣内の卵子が早く無くなってしまうわけじゃない!
  • たくさんとれた卵子の中には、質の良い卵子が一個だけとは限らない!何個もある可能性も!

妊娠できる時間は限られている中での妊活では、より早い妊娠が望まれます。
短期決戦!!と考えると、多くの卵子が得られる刺激周期の方が有利なのではと思います。
でも体外受精の方法(自然周期か刺激周期か)を考えると色々と心配ごとが浮かんでくるかと思います。

「なんとなく“自然"の方がよさそう」

「卵子が早く無くなりそう」

「薬を使ってたくさん卵子を育てるってなんか怖い」 などなど・・・

浮かんでくる疑問を1つ1つ解決しながら、正しい知識を持って外受精の方法を選んでいってくださいね♪♪

ちなみに・・・

卵巣内の卵子が少なくなっている(卵巣予備能力が低下している)と最初に育ってくる卵子の数自体が減ってきています。卵子が沢山あった頃には、最初のFSHの上昇で育つ卵子が20個ほどあったのに、卵子の在庫が少なくなってくるに従って、その時育ってくる卵子も2個とか3個とかに減ってしまうといった感じです。

そうなってくると、いくら注射でFSHを補ってあげても育ってくれる卵子は少ないままなのです。
そういった場合は、注射ではなく飲み薬をメインとしたマイルドな刺激方法を行う病院もありますね。


 
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