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【婦人科】 更年期障害
ようこそ更年期
閉経前後に現れる様々な症状の中で、他の病気を伴わないものを更年期症状と呼び、その中で症状が重く日常生活に影響を与える状態を高年齢障害と呼びます。
更年期障害の発言には、エストロゲンの欠乏や加齢といった身体的因子や、性格などの心理的な因子、職場や家族関係などの社会的ストレスなどが関与します。
適切な治療をすることで、快適に明るく過ごすことができます。
更年期障害
更年期障害は症状別に6つのグル-プに分けられます。
- 血管運動神経系の障害
(ホットフラッシュ、動悸、息切れ、発汗など) - 精神神経系の障害
(頭痛、めまい、イライラ、うつ、疲労感、倦怠感、不眠など) - 筋・骨格器系の症状
(肩こり、腰痛、背中の痛み、関節痛、しびれなど) - 消化器系の症状
(食欲不振、吐き気、胃もたれなど) - 皮膚・分泌系の症状
(皮膚や粘膜の乾燥やかゆみ、のどの渇きなど) - 泌尿器・生殖器系の症状
(月経異常、尿失禁、性交痛など)
各器官の変化
高脂血症
エストロゲンの基はコレステロールです。
コレステロ-ルの上昇は動脈硬化を起こし心筋梗塞、高血圧等循環器系の病気を誘発する事になるのです。
女性は、閉経以降に男性と比べ圧倒的に循環器系の病気が増えます。
女性の死因のトップが脳卒中である事を考えると、高脂血症の管理、治療は最も重要な事といえます。
コレステロ-ルの上昇は動脈硬化を起こし心筋梗塞、高血圧等循環器系の病気を誘発する事になるのです。
女性は、閉経以降に男性と比べ圧倒的に循環器系の病気が増えます。
女性の死因のトップが脳卒中である事を考えると、高脂血症の管理、治療は最も重要な事といえます。
骨粗しょう症
エストロゲンの不足が骨からのカルシウムの離脱を起こします。エストロゲンはそのカルシウムの減少を抑えます。骨の中が空洞化してしまうのです,これは骨密度を測る事で診断できます。骨を丈夫にして骨折など起こさず寝たきり老人にならないように備えましょう。
痴呆症
エストロゲンが直接脳に作用して脳の働きを活発にしてくれているのです。
ホルモン不足は脳にも深刻なダメ-ジを与えるのです。ホルモン治療しているグループの60~70%の方はいわゆるボケるという事は起こりません。
アルツハイマー型痴呆になる事を防げるのもやはりエストロゲンなのです。
ホルモン不足は脳にも深刻なダメ-ジを与えるのです。ホルモン治療しているグループの60~70%の方はいわゆるボケるという事は起こりません。
アルツハイマー型痴呆になる事を防げるのもやはりエストロゲンなのです。
皮膚・粘膜の萎縮・尿失禁
エストロゲンの不足により、膣壁は薄くなり出血しやすくなり,感染も簡単に引き起こすようになります。膀胱症状も皮膚萎縮、粘膜が薄くなるため起こることです。
これらも直接膣内に薬(エストロゲン)を使用することで解決いたします。
これらも直接膣内に薬(エストロゲン)を使用することで解決いたします。
このように、ホルモン補充療法(HRT)が大切かお分かりいただけたかと思います。当医院では中高年の女性の体に起こる婦人科的、内科的なことを総合的かつ系統的にフォローアップさせていただきます。
子宮癌、乳癌、脂質、肝機能、腎機能の検査を年に1~2度しながらホルモン治療を安全にすすめていきます。
更年期症状がありながら、まだホルモン治療をされていない方、ホルモン治療に不安、癌の誘発になるのではと恐れておられる方、充分納得いく説明をいたします。
寝たきりにならないで、元気で明るい生活を支えられるのはホルモン補充療法なのです。
ホルモン補充療法(HRT)
- 内服薬
- 貼り薬
- 塗布剤(ジェル)










