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 自然に排卵が有る場合 |
普通は生理14日目で起こるわけですが、これが遅れないと言うこともありません。普通でも排卵の遅延はあるものです。
卵胞が10mmになれば、毎日2mmずつ大きくなり、20-30mmで排卵に至るようです。しかし、毎周期、必ず排卵が有るとも言えず、正常でも時々排卵が起こらない周期も有るようです。 |
 排卵がない場合 |
ホルモンの基礎値によって、間脳、下垂体、卵巣、子宮、のどこの場所の機能異常があるかを推定することが出来ます。機能異常のある場所によって、排卵を起こさせるための治療法が異なってきます。 |
▼ 排卵がない場合は以下の方法で卵を育て、排卵を促すようにしていきます。 |
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クロミット、セキソビット(これらは抗エストロジェン剤)を使います。
これを使うことによってE2を押さえますので、下垂体からのFSHが増え、卵胞が増大していきます。
しかし抗エストロジェン剤は、子宮頸管からの粘液の分泌を押さえてしまい、また子宮内膜の増殖も押さえてしまう為、排卵率は高いのですが、妊娠率は低くなると言った欠点も有ります。 |
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クロミットは最初1錠から、排卵が起こらなければ、2錠、3錠と増やしていきます。
生理3日目から始めますが、最近は生理1日目から初めても良い結果がでていると言った発表もあります。 |
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PRL(プロラクチン)が高い場合、これはお乳を出すホルモンですから、これを押さえるように、テルロンという薬を生理1日目から排卵が起こるまで服用していただきます。 |
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T(テストステロン)が高い場合、これは副腎から出されているのか、卵巣から出されているのかを確認し、プレドニン5mgと言う薬をD1から排卵が起こるまで服用していただきます。 |
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クロミットで排卵が起こらない場合、クロミット服用に続けてHMG(注射で75単位、150単位がある)を毎日あるいは一日おきに3回ぐらい加えて、卵胞の発育をみていきます。
一般的にはクロミットは3周期くらい使って排卵が起こらなければ次の段階に進めと言いますが、そんな訳にはいかず6周期は使ってみます。 |
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クロミットでうまく排卵を起こすことが出来なければ、HMGを使っていきます。
HMGはFSH・LHそのもので、本来下垂体から出されるものを人工的に投与していくことになります。
そのため、刺激が強いと卵胞が同時にたくさん育ってしまい、卵巣過剰刺激症候群、多胎妊娠が問題になってきます。
その人に合ったHMGの最適な量を見つけることが一番難しいのです。
HMGを使ってみないと、至適な濃度が分からず、しかもその周期によっても至適濃度は異なりますので、最少量から使用しながらも、卵胞数、卵胞の大きさなどに充分注意する必要が有ります。 |
 HMGの基本的な使い方について |
大きく分けて3つの方法が有ります。漸増法、漸減法、同量投与法です。 |
漸減法 |
生理5目よりHMG225単位を2日間使い、次に150単位を使用していきます、卵胞が18mmになったところでHCGを5000単位使用します、HCGを注射した後、36時間で排卵が起こると考えられております。 |
漸増法 |
少量から始め、少しずつ増量していく方法 |
同量投与法 |
75単位あるいは150単位を毎日注射していくだけです。 |
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