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本法の概略 |
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採卵した卵子に細いガラス管を穿刺し、細胞質内に精子を注入して受精を促す方法で細胞内精子注入法(ICSI)といいます。
採卵後、卵の周囲の細胞を取り除き、形態が正常で運動性の良い精子を選び、細いガラス管に吸引して、卵を穿刺し細胞質内に精子を注入します。 |
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適応 |
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通常の体外受精では受精が困難とされるような男性不妊(高度の乏精子症や精子無力症)の場合、通常の体外受精において受精しなかった場合、採卵数が極めて少ない場合などが適応になります。 |
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排卵誘発・採卵・胚移植 |
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排卵誘発、採卵、胚移植については体外受精とかわりませんので、体外受精の案内を参照してください。 |
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注意事項 |
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顕微授精で出産した子に奇形が多いかどうかの報告は、いまだ十分な資料はありません。
しかし、他の不妊治療よりも遺伝子異常を子孫に引き継ぐ可能性が高いことをご理解ください。正常と思われる男性から得られる精子の10〜30%に染色体の異常があったとの報告や、男性不妊患者の6〜7%に性染色体の異常を認めたとの報告、実際にICSI治療後の子の1%に性染色体異常を認めたとの報告があります。
また、非閉塞性無精子症の13%の方にY染色体の一部が欠損しているとの報告があります。この場合には、子が男性の場合には、この一部欠損したY染色体を受け継ぎ父親と同様な症状も受け尽く可能性が高くなります。
また、顕微授精は卵に操作を加えるものであり、その安全性も確立されたものではありませんので、原則的には通常の体外受精で受精する場合にまで顕微授精をおこなうものではありません。必要な方にのみ行う方法です。 |
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受精率・妊娠率 |
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受精率は通常の体外受精と同等です。妊娠率も採卵数と女性の年齢に左右されますが、通常の体外受精とほぼ同等です。 |
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費用 |
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通常の体外受精の費用以外に顕微授精の費用が別途かかります。 |